貴志康一の愛したヴァイオリン/石橋幸子、 ベンジャミン・エンゲリ KRS-5627(仕様:CD)
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世界的指揮者、パーヴォ・ヤルヴィも絶賛する必聴のアルバム。
貴志康一の所有していたストラディバリで若き日を鮮やかに再現。石橋幸子(スイス・トーンハレ管弦楽団奏者)とB.エンゲリによる珠玉のデュオ。
作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者 貴志康一は1909年に大阪で生まれ、神戸の甲南小学校・甲南高等学校に学んだ。17 歳で単身ヨーロッパへ渡り、ドイツ・ベルリン高等音楽院に学ぶ。指揮者としてベルリンフィルを指揮し、自作の交響曲「仏陀」をはじめとするオーケストラ作品やヴァイオリン独奏曲、歌曲等を残している。日本人で初めてストラドヴァリウスを入手したことでも有名。作曲や指揮だけでなく映画撮影などにも関心を寄せながら28歳で夭折するまで多岐にわたって才能を発揮した。
本CDは、ヴァイオリニスト石橋幸子による選曲で、貴志康一の定番ヴァイオリン作品6曲と若い頃の作品2曲に加え、当時貴志康一が親しんだであろうリュリ、ベートーヴェン、クライスラーの名曲をカップリング。若い貴志の目に焼き付けていた絵画的な西洋と東洋の音の風景を、石橋の溌剌とした表現で彩っていく。
石橋は、現在チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団に在籍、室内楽においても積極的に活動を行い、これまで貴志作品の録音や取り組みも高く評価されている。今回は精鋭ピアニストの B.エンゲリ氏とのセッション。使用楽器は、1928 年に貴志が所有した愛器ストラディヴァリウスのキング・ジョージという貴重なもの。
貴志が、幼少期に住んでいた芦屋の家、欧州から新しい風をまとって家族や友人たちとヴァイオリンや音楽を慈しんでいたであろう温かい雰囲気が、アルバム全体を通して浮かびあがってくるようだ。企画製作は、貴志康一の資料保存や、楽譜および音源の出版等に力を入れている学校法人甲南学園による。
<収録曲>
1. ガボット J.B. リュリ (1632-1687)
2-5. ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調op.24「春」
L.v.ベートーヴェン (1770-1827)
6. 美しきロスマリン F. クライスラー (1875-1962)
7. シチリアーノとリゴードン F. クライスラー
8. シンコペーション F. クライスラー
貴志康一のヴァイオリン作品 貴志康一 (1909-1937)
9. 月
10. 水夫の歌
11. 竹取物語
12. 漁師の歌
13. 花見
14. 龍
15. 梅にも春 貴志康一編曲
16. 踊(小さな日本組曲より)
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