辻文栄 / イタリア古楽花伝 KTDN-002
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チェンバロのための初期レパートリー。
G.フレスコバルディ、B.パスクイーニ、A.スカルラッティは言葉と情感を表現する音楽をチェンバロ演奏を通して残した。その楽譜に向かい合う演奏者に求められていたのは、
台本を解釈し演じる役者であることだった。本場イタリアで学んだ辻文栄のファースト・アルバム。
収録曲目:
ジロラモ・フレスコバルディ
GirolamoFrescobaldi (1583-1643) 作曲
1.トッカータ第7番Toccata settima
2.フォリアによる変奏曲Partite sopraFollia
3.ベルガマスカBergamasca
4.パッサカリアによる100の変奏曲Cento partite sopraPassacagli
ベルナルド・パスクイーニ
Bernardo Pasquini(1637-1710) 作曲
5.トッカータAltraToccata per ilmedesimo
6.フォリアによる変奏曲Partite diverse di follia
アレッサンドロ・スカルラッティ
Alessandro Scarlatti (1660-1725)作曲
第1旋法によるトッカータToccata, primo tono
7.プレリュード・プレストPreludiopresto
8.アダージョAdagio
9.プレストPresto
10.フーガFuga
11.アダージョAdagio
12.フォリア・モデラートFolliamoderato
アーティストプロフィール:
辻文栄(つじふみえ)チェンバロ奏者・オルガン奏者
上野学園大学音楽学部オルガン専門卒業。オルガニスト協会主催新人演奏会出演。イタリア・コモ国立音楽院修士課程チェンバロ科をディプロマを取得し卒業、同音楽院にてオルガンの1年コース終了、修士リサイタルではJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を演奏、満点の成績を修める。マントヴァ聖バルバラ教会のG.アンテニャーティ作製(1565年)によるオルガンをはじめ、オルガン、チェンバロを各地で演奏。2019年イタリア・ウルビーノ古楽講習会にてアシスタント通奏低音奏者。チェンバロをジョヴァンニ・トンニ、渡邊順生、戸崎廣乃、辰巳美納子、上尾直毅、オルガンを小林英之、エンリコ・ヴィッカルディ、室内楽をパオロ・ベスキの各氏に師事。日本、イタリア、ドイツ、スイス等でオルガン、チェンバロのマスタークラスを受講。現在、桜美林大学芸術文化学群非常勤講師、上野学園大学音楽学部演奏要員。日本チェンバロ協会、日本オルガニスト協会両会員。イタリア・バロック音楽をテーマにした様々なプログラムによるソロ・リサイタル・シリーズ「イタリア古楽花伝」を東京・葉山・名古屋・神戸などで2020年より行っている。
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