ZABADAK / 夏秋冬春2022 HARV-0021

吉良知彦の音源を最強メンバーでビルドアップした最新作、ついに完成

【収録曲】
1.夏
2.秋
3.冬
4.春

zabadak
吉良知彦
Guitars, Bass, Whistles, Programming,
Keybords, Backing Voice
小峰公子
Vocal, Backing Voice, Accordion,Glockenspiel
Sleigh bells
Produced by zabadak
support members
楠均Drums,Backing Voice,Hand clap
難波弘之Keybords,Backing Voice
内田ken太郎Backing Voice,Hand clap,Bass(M-3）
向島ゆり子Viola,Violin, Accordion,Backing Voice
鬼怒無月Guitars,Mandolin,Backing Voice
青木孝明Backing Voice

吉良知彦が逝去して６年を経た本年、吉良が切望していたアルバムが、現zabadakメンバーである小峰公子と、ライヴでサポートを務める
ミュージシャンたち、そしてzabadakのレコーディングに数多く携わってきたエンジニア池内亮の手によって完成した。
今作のオリジナル盤である2013年発表された「夏秋冬春」は、小峰公子がヴォーカルを担当している「冬」のパート以外は全て吉良知彦がプロ
グラミング・演奏すべてを担当して製作されたもの。「夏」「秋」「冬」「春」と名付けられた楽曲はいずれも長尺ナンバーで４曲で42分を超
える大作として話題を呼んだ。
これらの作品をzabadakのコンサートでサポートメンバーたちと演奏して以来、吉良自身が「生楽器でレコーディングをし直したい」と強く望
んでいた。
今作で、その吉良の願いがやっと叶えられた。
レコーディングは、小峰公子（Vo.,Acc..Gs.)のディレクションのもと、吉良知彦のギター、ベース、コーラスなど、オリジナル音源を最大限活
かしながら、難波弘之（Key.)、楠均(Dr.)、向島ゆり子(Va.,Vn.,Acc.）青木孝明（cho.)、内田ken太郎（B.）、鬼怒無月（G.,Mabd.）という
zabadakのライヴには欠くことのできない、今考えうる最高のメンバーによって行われた。
事前に綿密に練られ、緻密に構築されたアンサンブルによって、オリジナルの多層的なアレンジがより際立ち、唯一無二の吉良知彦の世界に一
層の奥行きと眩い彩り、そして楠均のドラムにより圧倒的な躍動感が与えられている。
向島・難波・鬼怒によるソロが魅力的な「冬」で、吉良のコーラスにレコーディングメンバー全員のコーラスが重なった瞬間は、すべての
zabadakファンが待ち望んでいたものだろう。
ジャケットは、オリジナル盤と同じ小峰倫明が夏秋冬春それぞれをイメージした作品を提供し、zabadakのCD多くを手がけている吉田直之氏の
デザインで見応えのある仕上がりとなっている。初回限定紙ジャケットをぜひ手にとってほしい。
zabadak36thのコンサート会場での先行発売に続き、待望の一般発売となる。
これは間違いなく日本プログレッシヴ・ロック史に刻まれる名盤になるに違いない。